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第48回企画展 墨の彩り
水墨画とは、墨の濃淡や、にじみやかすれなど筆の動きを駆使した、中国で生まれた画法です。日本には鎌倉時代に伝わり、江戸時代においても、中国画を手本として数多く制作されました。
墨は五彩ありといわれ、原料の煤や顔料、染料によって、茶色みや青みなど、微妙な色味の違いがあります。さらに見る人の思いによって、モノクロームの世界の中にも、さまざまな色彩が感じられるのではないでしょうか。
本展では、館蔵品から山水画、人物画、花鳥画など水墨画の優品を展示いたします。清雅な水墨画の世界をご堪能下さい。
- 期 間:2019年10月7日(月)〜12月7日(土)