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トチギ・デッサングランプリ2022
2022年のデッサングランプリは終了しました。 ご参加の皆様ありがとうございました。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

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[ MOVIE ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

第7回トチギ・デッサングランプリ
順位結果発表!

お申込み総数 来校型:74名 web型:294名 合計368名

受付番号はweb型で送付、または来校型は受付で配布した「受付番号票」をご参照ください。

今年度はweb型に294名の申し込みがありました
全国からたくさんのご応募、誠にありがとうございました!
多くの応募があったため、合同本審査前にweb型予選審査を行います

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022[ 石膏デッサンの部 ]

[ GRANDPRIX ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

トチギ・デッサングランプリ2022

大賞

 

千葉 美祈

マルスの大きな空間、構成がしっかりと出ており、画面内の空気を感じるとても良いデッサンに仕上がっていると思います。但し、顔の特に影の部分の鉛筆が汚れのようにも感じられるのが少し残念です。それと、細かな部分になりますが手前の脇腹や首から肩にかけての形の繋がりの部分など回り込みの処理に問題があるようです。今持っている大きな捉え方を見失わずにこれらの細かな部分の処理をを克服していけば申し分ないデッサンが描けるようになるでしょう。

優秀賞

[ OUTSTANDING AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

取手松陽高等学校 3年生

岸 風香

ヘルメスの印象をよく捉えています。身体の奥行きがよく出ていて空間が描けているため、ゆったりとした大きさを感じます。バランスよく進めているので印象がよいですが、次の段階に進むためには、岸さんのこだわりが出てくるとよいでしょう。例えば、「目の表情」「視線の方向」一つでももっとこだわれるはず。髪の毛の表現はもっと「大きなかたまり」として、面の角度を意識し、形の変わり目に強弱のリズムを意識できるともっとよくなります。

優秀賞

[ OUTSTANDING AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

宇都宮東高等学校 既卒

梁 晴恵

良いデッサンである。横からの描写は、とにかく奥行きが出しにくく、コインのレリーフのようになるがこの作品は違う。胸部の切り口の描写が奥への拡がりを暗示させている。おしいのは後頭部の丸さ、言い換えれば面の変化および強弱の変化が欲しい。その結果、頭部に関しては平ばんに見えてしまっている。顔の立体感自体は悪くないが、パジャントの持つ優雅な微笑による表情のやわらかさが欲しいところ。

新人賞

[ NEW FACE AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

東北生活文化大学高等学校 1年生

高橋 莉子

新人賞おめでとう。1年生でここまで描けることに驚きます。ブルータスの全体感、佇まいがよく描けています。構造が弱いところがあるので、上位の作品と比較して自分の絵に足りないところを考えましょう。ブルータスは後ろで腕を組んでいて、胸の張り出しが特徴的な像です。胸の張り出しが描けていないため、身体の奥行きが感じられずに身体が薄い印象を持っています。肩の上の面から、画面の奥に消えていくようなイメージをもって描きましょう。

文星賞

[ BUNSEI AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

宇都宮文星女子高等学校 3年生

伊藤 ひなた

自然なヘルメスの佇まいが良く描けている。バックの白が空間に見えるよう回り込みのコントラストも考慮されている。まわり込みの描写の密度が、その結果やや薄くなってしまっており工夫が必要だ。手前にせり出てくるパートの稜線あるいはディテールに現時点よりも更に強いトーン加えることでこの回り込み問題も解決できるかもしれない。頭部の髪の流れが向かって右へくせっぽく動いている。風に吹かれたように見えるので注意を!前髪2列目のV字ラインの描写を高めると更にヘルメスらしさと頭髪のムーブマンが得られる。

KILALA賞

[ KILALA AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

東北生活文化大学高等学校 2年生

山中 朝生

お行儀が良く真面目にセオリー通り描いているデッサンが上位を占めるなかで、私が大いに不満 だったことが、フェティシズムあるいは造形美への鑑賞眼を感じさせるデッサンが極めて少なかっ たことである。畢竟、積極的な姿勢を感じなかったのだ。石膏像を単なる練習用の教材として捉 え、彫刻の傑作と認識して描いていないのではないか。石膏という素材が持つ特有の質感と陰影、 そして反射光に感受性が働いていないのではないか。そういう感じがしたのである。この作品は そういった中で、どこか異質だった。もちろんまだ原石の段階であるが、ユニークな感覚を持っ ているかもしれない。せっかくだから、もっと頑張ってみてはいかがだろうか。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022[ 構成デッサンの部 ]

[ GRANDPRIX ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

トチギ・デッサングランプリ2022

大賞

宇都宮短期大学附属高等学校 既卒

齋藤 遼

画面が大きく見えます。作者は自信をもって制作に取り組んでいるのでしょう。モチーフと手の表情がストレートに伝わる気持ちの良い作品です。構図の取り方が非常に優れています。主題であるペットボトルに奥行きをつけることで前後の空間が広がり、さらに逆さまに配置したことで左下に向かう動きをより強いものにしています。ペットボトルの底を画面から切ることで左下に落ちる動きを制御し、バランスをとっています。指先の複雑な形が画面に緊張感を与えながらペットボトルの魅力をサポートし脇役に徹しているところなど、高度なテクニックがうかがえます。作者の探究心と身につけたデッサン力が大賞という結果につながりました。非の打ちどころのない力作です。

優秀賞

[ OUTSTANDING AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

 

小幡 夏鈴

画面全体に緊張感のある作品です。掌の描写、ペットボトルを支えている指のカタチに作者の意図が感じられます。手首から下の描写を詰められればさらに良くなると思います。

優秀賞

[ OUTSTANDING AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

茗溪学園高等学校 3年生

今野 麗

「動作」を表現しています。構成デッサンで必要な要素の一つです。ペットボトルを手で持つということも動作の一つですが、この作品は液体がどこからか流れでて、それを受け止めようとするキャップを表現するという複雑かつ物語性の強い作品です。見る者の想像力を掻き立てます。指の関節を丁寧に描くことで手の表情を豊かに魅せています。手の表現は参考になるでしょう。同じようにペットボトルの飲み口をもう少し丁寧に描くとよかったですね。ラベルを取ってしまいましたが、この絵の場合はラベルがあった方が良かったかもしれません。

新人賞

[ NEW FACE AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

文星芸術大学附属高等学校 2年生

デンプシー レオン 竜

構図を工夫した点、流れ出るお茶を描写しようとする姿勢を評価しました。手の描き方はまだ詰められる余地がかなりあり、評価した液体の描写も、落下する流体の時間を切り取る訳ですから、描き方はまだトレーニングする必要がありそうです。

宇都宮メディア・アーツ賞

[ UTSUNOMIYA MEDIA ARTS AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

 

大貫 真緒

ロゴやバーコードなどプリントの描写が的確で、一つ一つの丁寧な仕事から見える作者の姿勢に好感を持ちました。さらに良くする為には、序盤でボトルの比率をよりシビアに観察して精度を上げる事、ての描写に欠ける時間を増やすことの2点をを意識しましょう。

三田絵画賞

[ MITAKAIGA AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

宇都宮クラーク高等学院 3 年生

石川 雅

出題に対する反応は偏りこそありますが、ボトルへの関心の高さは特筆すべきものがあります。それ は単なる描写を超えて、小さな宇宙の広がりさえ感じます。見る人の心を掴む魅力ある作品に仕上が っています。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

多数の賞を用意

■石膏デッサンの部 大賞:1名(賞金2万円) / 優秀賞:2名(賞金1万円) / 新人賞(高校1〜2年生):1名(賞金1万円) ■構成デッサンの部 大賞:1名(賞金2万円) / 優秀賞:2名(賞金1万円) / 新人賞(高校1〜2年生):1名(賞金1万円) ■その他の賞 文星賞 / KILALA賞 / 三田絵画賞 / 宇都宮メディア・アーツ賞 / STAEDTLER賞 / COPIC賞 / ペニーレイン賞 / 白木屋画材額縁店賞 / その他企業賞多数
参加賞として、STAEDTLERより鉛筆、株式会社マルサよりマスク、コカコーラより飲料水(来校型のみ)をご用意しております。


※賞品等は、変更になる場合があります。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

刺激を受け合い、糧となるデッサン初心者から経験者までお互いに刺激を受け合い、切磋琢磨する。美術受験を考えている諸君、デッサンが好きな諸君、美術に興味がある諸君の参加お待ちしています。

審査員による公開審査、講評会審査員としてKILALA美術学院、益子町三田絵画研究所、宇都宮メディア・アーツ専門学校より講師の先生方、文星芸術大学の日本画・洋画・立体・デザインの教授陣とともに公開審査と講評会を行います。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

会場に来なくても参加可能!
「来校型」と「web型」から参加方法が選べます。
各部門ともに、「石膏デッサンの部」「構成デッサンの部」をご用意しております。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

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開催概要

開催日: 2022.7.24(日)

開催場所: 文星芸術大学

参加費: 無料(web型は送料負担)

賞品:

石膏デッサンの部

大 賞 1名:賞金2万円、トロフィー

優秀賞 2名:賞金1万円

新人賞 (高校1〜2年生) 1名:賞金1万円、トロフィー


構成デッサンの部

大 賞 1名:賞金2万円、トロフィー

優秀賞 2名:賞金1万円

新人賞 (高校1〜2年生) 1名:賞金1万円、トロフィー


その他の賞

文星賞

KILALA賞

三田絵画賞

宇都宮メディア・アーツ賞

STAEDTLER賞

COPIC賞

ペニーレイン賞

白木屋画材額縁店

その他企業賞多数

参加賞として、STAEDTLERより鉛筆、株式会社マルサよりマスク、コカコーラより飲料水(来校型のみ)をご用意しております。

※賞品等は、変更になる場合があります。

 

タイムスケジュール:

8:30 受付開始

9:00 集合 挨拶など

9:30 デッサン 6時間(昼食を含む)

15:30 公開審査会

16:30 講評会および表彰式

※インスタグラムで審査会・講評会をライブ配信いたします。web型でご参加の方はぜひリアルタイムでご覧ください。

審査員:

三田絵画研究所 講師

KILALA美術学院 講師

宇都宮メディア・アーツ専門学校 講師

多田 夏雄(文星芸術大学 油画分野)

吉田 利雄(文星芸術大学 立体分野)

中村 寿生(文星芸術大学 日本画分野)

繁村 周(文星芸術大学 地域文化創生分野)

千葉 知司(文星芸術大学 デザイン分野)

佐々木 悟郎(文星芸術大学 デザイン分野)

※順不同

[ ABOUT ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2022

無料送迎バス

8:30 JR宇都宮駅発
JR宇都宮駅西口トナリエロータリー前より出発
8:40 東武宇都宮駅発
白木屋画材額縁店前より出発
※東武宇都宮駅発はJR宇都宮駅発の発後になります。
18:00 文星芸大発 東武、JR宇都宮駅行き

協賛 ※順不同

後援 ※順不同